事前に知っておきたい筋トレのメリットとデメリット

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筋トレと聞くと、ムキムキに鍛えた男性の姿が思い浮かびますが、女性が筋トレをした場合はどういったことが起きるのかでしょうか？ここでは、女性の筋トレで起こり得るメリットとデメリットをお伝えします。

嬉しいメリット

メリハリのあるボディラインになる

筋トレで体が引き締まることで、皮膚のたるみが改善され、気になるお腹や二の腕、太ももが引き締まる他、ヒップアップするなど、メリハリのあるボディラインを目指せます。また、食事制限などのダイエットと違い、体の気になる部位に集中してトレーニングすることで、なりたい体形に体をデザインすることができます。

代謝が上がり、痩せやすい体になる

人間が健康な体を維持するために必要な基礎代謝量は、全体の消費カロリーの70％を占めています。特に運動をしなくても、生きているだけで消費されるカロリーなので、基礎代謝量が多いほど痩せやすい体と言えるでしょう。その基礎代謝量は筋肉の量が増えれば上がるため、筋トレをすることで痩せやすい体になるのです。

冷えやむくみが改善される

女性に多く見られる冷えは、筋肉量と大きく関係しています。体の熱を作り出す筋肉は、量が多いほど熱を発するため、体温を上げる作用があります。また、ふくらはぎなどのむくみは、血液を循環させるために筋肉が収縮してポンプの役割をします。しかし、その筋肉が十分に発達していないと血液の循環が滞り、脚がむくんでしまいます。そのため筋トレで筋肉量を増やせば、冷えやむくみが改善されるのです。

アンチエイジング効果がある

筋トレによって分泌される成長ホルモンは、アンチエイジングと大きな関りがあります。皮膚や髪の毛の再生を促す効果があるものの、年齢を重ねるごとにその分泌量が減少するため、シミやシワなどの肌トラブルが増えてしまいます。しかし、筋トレで分泌量を増やすことができるのです。また、引き締まった筋肉により姿勢が良くなることで、若見えするといった効果も見逃せません。

気を付けたいデメリット

ダイエットが目的なのに体重が減らない

ダイエットのために筋トレを始めたのに、体重が減るどころか増えてしまったという人は少ないないはず。その原因は筋肉と脂肪の重さの違いです。筋肉は脂肪より重いため、脂肪が減っても筋肉が増えれば、それなりに体重が増えてしまうことになります。大切なのは体重ではないということを、引き締まったボディラインが示してくれるでしょう。

以前着ていた洋服が入らなくなる

筋トレによって筋肉が発達すると、以前来ていた細身の洋服が合わなくなることがあります。少々残念な気持ちになってしまいそうですが、筋トレは体をデザインできると言われるように、筋肉を付けたい部位に集中してトレーニングすることで、理想的なボディラインを手に入れることができるのです。自分の体の状態を見ながら、筋肉を付けたくない部位に影響のない筋トレをすれば、以前の洋服が着られないといったことも起きにくくなります。

筋肉が増えて女性らしい服が似合わなくなる

筋トレの成果が表れて、引き締まった理想の体型になるのは喜ばしいことですが、体型が変わって可愛らしいデザインの洋服が似合わなくなった…という人がいます。確かに筋肉が付いて体が引き締まると肌の質感やボディラインが変わるため、以前の雰囲気と違って見えて、似合わないと思ってしまうのも無理はありません。しかしそれは自身の主観によるもの。筋トレによって、より女性らしい魅力が生まれることもあるのです。

過度な筋トレにより免疫力が下がる

筋トレをすると風邪を引きやすくなる…と、聞いたことはありませんか？健康維持のための筋トレをしている人にとっては、聞き捨てならないことです。しかしそれは「過度」なトレーニングにより、白血球がダメージを受けた組織に集中することで、一時的に免疫力が低下してしまうことが原因。何事もやり過ぎるとその努力が裏目に出てしまうことがあります。適度な筋トレを心掛ければ、免疫力が上がり、健康な体を手に入れることができるでしょう。